賃貸とマンション購入比較Simulation

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要約すると

  • 返済が継続している30年間は、購入の累積支出が1000万円程度上回る。
  • 30年後以降は、徐々に賃貸の支出が上回り、45年後に累積支出が逆転する。

 

 持ち家の前提条件では、管理費・修繕積立金が毎月2万円とありますが、 別の情報では、少なく見積もっても 22,400円と1割りUpとなっていますので、もう少し、購入の場合は、支出が多いかもしれません。

 

 また、以下の項目もポイントになると思いいます。

  1.  購入時期
    もし、30歳で購入すれば、60歳定年でローン完済となります。
       40歳だと、20年完済のローンを組むか、退職金でローンを完済することになります。
  2. 固定資産としての価値
     30年後以降の資産価値がどの程度かということも 自分が住む以外の場合の選択しとして重要だと思います。

 

 

シミュレーション - 賃貸・購入50年間の住宅費の累計
[ 持ち家の前提条件 ]
3500万円の物件、頭金500万円、諸費用350万円
3,000万円借入れ、3.2%全期間固定、30年返済 毎月返済額 約15.6万円
管理費・修繕積立金 毎月2万円
固定資産税・都市計画税 毎年15万円
50年間の間に、修繕費550万円がかかるものとする
金額は変動しないものとして計算
[ 賃貸の前提条件 ]
家族構成などにより、引越しを行う
賃料
期間 金額
当初8年間 毎月12万円
9~24年目 毎月15万円
25年目以降 毎月12万円
入居時 敷金、礼金、仲介手数料 4か月分、引越し費用30万円
更新料、2年ごとに1ヶ月分
金額は変動しないものとして計算
賃貸の場合と、購入の場合を上記の条件で比較してみましょう。
グラフは、今後50年間の住宅費累計で比較したものです。
持ち家の住居費の特徴は、購入当初に頭金や諸費用というまとまった金額を支払うため、60歳など、定年前までに支払う金額が多くなります。 
しかし、住宅ローンを完済した後は、管理費・修繕積立金や、固定資産税等のみになり、累計の増え方も緩やかになります。
つまり、老後の負担は少なくなるということです。
一方、賃貸は、前半は購入する場合よりも、累計額では少ないのですが、ずっと増え続けるため、住宅ローン完済以降は、どんどん差が縮まり、47年目には逆転。
50年間の累計で見てみると、賃貸の方が、約330万円多くなる結果になっています。
ただし、このグラフは、あくまでも上記の前提で試算したものです。
今後、賃料相場が大きく値上がりするようなことがあれば、賃貸の方がずっと多くなってしまうこともあるでしょう。また、持ち家の場合でも、修繕費にどのくらいかけるのか、買い替えするのか、一戸建ての場合には、建て替えを行うのかによっても、総額は異なります。